>>174 そこでふと思ったのですが、いわゆる《天職》とはなんなのでしょうか。 実際に夢にみた仕事を職にしている方はどれくらいの数いるのでしょう。 そもそも、夢見た仕事を実際に自分の職にできることが、天職であるとは限らない。 逆もしかりで、全く想像もつかなかった仕事をし始めて、結果周りから天職だと言われるほどの結果を残すことだってあると思います。 僕は自分の仕事を、天職だなあと思えたことは今のところは思い当たることがほとんどありません。 それは仕事が嫌だとかそういうことではなく、もちろんたくさんのやりがいは感じるし、感動もいただいているけれど、これは自分が天から与えられた運命的な仕事なんだな…と感じられるような実感はないからです。 では天職と呼べる仕事とはいったいなんなのか。 例えば僕の父親は公立高校の音楽の教師をしています。 公務員として毎週月曜から金曜日まで出勤するのはもちろん、土日も部活動やその他の授業の準備などでほぼ毎日、仕事に行っている姿を子どもの頃から見てきました。 その姿を見て母が小学校高学年くらいの僕に言うのです。 『お父さんはお仕事が好きだから』 この言葉は母の口から何度か聞いたことがあって、それは本当にそう思っているときもあれば、多少違った意味合いも込められているように感じるときもありました。